進路

卒業生紹介

29期生(2000年卒業) 鈴木貴之さん

北米研が転換点だった

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佳天美(中国)
企業管理有限公司在籍時

山手学院在学中の北米研が私の人生の大きな転換点でした。私はアメリカ合衆国ワシントン州ワラワラを訪問しました。雄大な自然、人生初のホームステイ、日本とは異なる文化や習慣など体験するもの全てが新鮮でした。正直、英語は苦手でしたが、少しでも意思を伝えようと身振り、手振りを交え一生懸命トライしたこと、そしてホストファミリーや現地生徒と意思疎通ができたときの喜びを今でもよく覚えています。北米研を通じて、国や言葉は違えども相互理解、相互交流することの素晴らしさ、楽しさを体感し、もっと世界を見てみたい、もっと多くの人々や文化、そして考え方に触れたいと思うようになりました。

大学在学中は勉学と並行し積極的に海外に出かけていきました。欧米諸国から中近東、アフリカまで様々な国への訪問を通じて、報道やイメージとは異なる実態を目の当たりにし、自身の先入観や価値観が大きく揺さぶられ、同時に視野が大きく広がりました。ある時、様々な国の同世代の仲間と交流する機会がありました。みな一様に自国の文化、歴史、政治のみならず、世界の動向や諸問題について深い知識と興味、確固たる意見、考えを持っており、私自身、感化されたことをよく覚えています。

この頃から、日本の若い世代の人たちがもっと世界へ出て、さまざまな体験を通じて視野を広げることをサポートできる仕事をしたいと考え、株式会社JTBコーポレートセールスに入社しました。入社後は教育旅行分野で国内外の修学旅行・研修を立案し、ニューヨークから京都、日光までさまざまな添乗業務に携わってきました。山手の北米研にも何度か同行し後輩のみなさんとともにアメリカ、カナダを訪問しました。対面式での緊張感、ホストファミリーや現地生徒との絆、お別れの際の『涙』など、私が体験したことがよみがえるとともに、後輩のみなさんのよき思い出、体験をサポートできたことを大変誇らしく思っています。

その後、JTBグループ海外現地法人の支店勤務のチャンスがあり、中華人民共和国広州市に赴任しました。広州では主に日系企業様への営業開発を進めています。文化や習慣の異なる中国人社員とともに仕事を進める上で一番重要なことは、『相互理解・尊重』です。うまくいかないことも当然ありますし、試行錯誤の連続ですが、北米研での『経験』が私の源流であり、仕事を進める上で今でも大いに役立っています。

今後は日本⇔海外という観点のみならず、グローバルな観点での相互交流(とくに若い世代の交流)を促進していきたいと考えています。そして私自身、これからも機会があるかぎり世界を旅して視野を広げていきたいと思っています。

36期生(2007年卒業) 谷村景子さん

国際人の育成に関わりたい

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山手学院には中学から高校まで6年間在籍しました。在学中、勉強ももちろんですが、チアリーディング部(現チアリーダー部)で活動したことが、私のその後の人生を大きく形作っています。部長を務め、大会に向けてどのような練習メニューを組んでいくべきか、チームメイトと一緒になって検討しました。この経験が集団生活の中での自分のポジショニング、そして役割を考えるきっかけになりました。

推薦をいただいて進学した中央大学法学部法律学科で、法律家を目指して勉学に励んでいましたが、ボランティア活動で訪れたエジプトでのカルチャーショックがきっかけとなり、さまざまな国の政策や協調について勉強できるWorld Relationsという教科を専攻するため、アメリカ留学を決意しました。留学先となったのは、大学の提携校である東テネシー州立大学で、大自然のど真ん中にあるような大学でした。World Relationsやその他関連教科を専攻、はじめは授業についていけないなどの問題もありましたが、最終的にはよい評価を頂くことができました。キャンパス内の寮でアメリカ人女学生と8か月間のルームシェアをし、アメリカ人学生たちとダンスパフォーマンスに出場したり、ヨーロッパ人の交換留学生とアメリカ旅行に行ったり、存分に異文化交流を体験しました。

帰国後はすぐさま就職活動にとりかかりました。はじめは日本企業の海外展開援助ができるような仕事を探していましたが、実際に海外展開をしたことのない自分のアドバイスが信用されるのか疑問に思い、まずは自らが海外展開の前線に立てるような仕事を探す方向性に切り替えました。

就職後、1社目で香港およびシンガポール企業へのシステム導入、2社目でシンガポールおよびインドネシアでの事業立ち上げなど、大変貴重な経験をさせていただきました。とくにインドネシアでは、単身乗り込んで現地でのネットワークを確立し、インドネシア一のメディアと一緒にビジネスをすることができました。

現在は、フランスにて再度勉学の道に戻っています。まずは第三言語の取得、そしてビジネス構築のあり方についてさらに学ぶため、MBA取得を目指しています。将来的には、国籍を問わず、国際人の育成に関わりたいと考えています。またほかにも社会的意義のあるチャレンジがあればぜひ取り組んでいきたいと思います。ありふれた道に慣れることなく、これからの自分と世界の発展に期待する日々を送っています。

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