30年後をお子様が逞しく生き抜いていくためには、教育(学校)の在り方も大きく変わらなければなりません。
当然、高校卒業後の進路実現が大切なことは言うに及びません。しかし、それだけでは不十分です。大学入試も大きく変わろうとしている中で、従来のように「正解」を求めるテクニックやGoogleで検索すればすぐにわかるような知識だけを身につけさせるような教育は、もはや通用しなくなっています。今、どこに目線を置いて教育活動を行っているのか(数年先なのか30年先なのか)が、学校に問われています。
山手学院では、他に先駆けて海外に生徒を派遣するなど、常に30年先に目線を置いた教育を展開して参りました。これからも、第4次産業革命の先に来る時代を見据えながら、AIやICT技術を教育に積極的に取り入れることで、生徒一人一人に最適な教育環境(個別最適化された教育環境)を提供し、プロジェクト学習などによる探究活動を通して「正解」のない課題に挑む能力、失敗を恐れないチャレンジ力を育て、生徒の持つ可能性を大きく広げて参ります。
建学の精神を実現するために本校では「三本の柱」を教育方針に定めています。
三つの柱の中心にある自由とは、自らに誇りを持つとともに、他者の誇りと他者の自由を尊重する姿勢の上に成り立つ自由。
すなわち「Wise Freedom」です。