山手学院中学校・高等学校

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2012年度 中学入試 問題出題傾向受験生の皆さまへ

 国語
☆ABC日程
今年度も大きな変更はありません。設問数にも大きな変更はありません。時間的にも十分余裕がありますので、過去問題などを参考に対策をたててください。
大問一は論説文、大問二は小説・随想など文学的な文章、大問三は漢字の書き取りです。大問一・二は、読解中心の問題です。論説文では文中の用語を理解し、論理的な流れを把握していることが大切です。文学的な文章では作品を鑑賞する力をたずねます。
背景や場面を的確に捉え、そこから生じる登場人物の心の動きを考えます。文学的文章においては、受験生の考えや感想を混ぜるのではなく、作品中に根拠を求め、正確に読み取ることが必要です。「この問いは何を聞いているのか」を正確に理解した上で、解答して下さい。大問三は漢字の書き取りです。字のうまさは問題ではありませんが、採点者に読みやすいよう、とめ、はね、はらいなどを丁寧に書くよう心がけて下さい。

☆後期日程
この日程は他の日程と違い、「書くこと」にポイントを置いた特別な形態で行います。昨年度まで「聞き取り」の試験と読解問題を出題していましたが、今年度より出題を一部変更します。
読解問題は昨年度までと同じ傾向を予定していますが、「聞き取り」ではなく、資料を読み、内容を理解し、自分の意見を論理的に記述する問題を出題します。表やグラフ、新聞記事などさまざまな資料を使った問題を見ることがありますが、そのようなイメージで日頃から国語に限らず様々な教科で個別のものとして学んだことを有機的につなげることを意識しておくことが練習になるでしょう。

 算数
☆ABC日程
入試問題は昨年度と同じ形式ですが、少し易しくなります。「はじめてみた」というような問題は出題しません。全部で20問、一問5点で100点満点です。解答欄には単位がすでに入っているので、答えのみを書けばよいようになっています。部分点はありません。0と6などは見間違いやすいので、しっかりとみやすい数字をかいてください。分数の答えは帯分数でも仮分数でもかまいません。円周率は3.14で計算してください。
[1]は計算が2問。[2]は小問が3〜4題。[3]〜[7]は大問形式で配点に占めるウエートが高いので、十分対策をたててください。大問の文章題は(1)で得られた答えを使って(2)を解くもの、(1)が解けなくても、(2)(3)が解けるものもあります。文章題のキーワードをさがして問題を解くことも大切です。例年、よく出題されている分野は「速さ」「数の規則性」「割合」「場合の数」「図形」です。

☆後期日程
昨年度より平均点が高くなるように作成します。後期日程はABC日程と異なり、設問ごとに点数が異なります。よって、最初にすべての問題にざっと目を通し、どの問題から手をつけたほうがいいか判断するとよいでしょう。いくつか解答に記述形式のものが入るので、空欄にしないで必ずなにか書くようにしてください。記述問題に関しては配点も高く、必ず考えを途中まででも残しておくようにしてください。

ヒント:今年度は「水」に関する問題を出題します。例えば、「食塩水」や「立体の中に水がたまる」「蛇口をひねって水がでる」など、「水」に気をつけて問題集などを解いてみてください。

 社会
問う知識レベルとしては小学校の内容を大きく逸脱するものではありません。思考力を重視したいと思っています。普段から、ある事象がなぜそうなるのか、そしてどうなったかというつながりを意識すること、表やグラフなどの資料に何が表現されているのかを読み取ることなどを意識して学習を進めるとよいでしょう。また、教科書、参考書の知識を時事的な事柄にからませて出題されることが多いです。普段からニュースをチェックし、それに関する事柄を教科書や参考書で確認する習慣をつけておきましょう。
地理分野は地図の読み取りを出題します。地図記号や方位など読み取る材料がありますので、しっかり確認しておきましょう。
歴史分野についてヒントを出すとすれば、教科書や参考書には、本文のほかに写真や挿絵、系図やグラフなどの様々な資料も付されているかと思います。そういった資料を見て、そこに何が表現されているのか、考えさせる問題を出題します。大サービスですが、明治時代頃の風刺画を材料とした問題が出ます。
公民分野では教科書、参考書の知識を時事的な事柄を絡ませて出題します。今年度は「国内政治」「国際政治」についてとりあげます。

 理科
昨年度の入試の問題形式と大きな変更はありません。出題形式は、生物・地学・化学・物理それぞれの分野ごとの問題を一題ずつと、テーマを設けた複数の分野にまたがる総合問題を一題、出題します。配点は分野ごとに各々15点、総合問題は20点で合計80点満点です。今年度は表やグラフの設問を多く出題します。
今年度の総合問題のテーマは「太陽とその恵み」です。太陽の光が地球に届くことで様々な恵みがもたらされています。太陽の質量や距離などデータを聞く問題ではありません。太陽が及ぼす現象でわれわれが何を得ているのか、地球と太陽の位置関係、太陽光線によっておきる現象について出題されます。



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